出光興産とOILANTが拓く、廃食用油からSAFへの道 ~京都・大阪・兵庫のお店の油が未来の燃料に変わる~

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出光興産とOILANTが拓く、廃食用油からSAFへの道 ~京都・大阪・兵庫のお店の油が未来の燃料に変わる~

こんにちは、OILANT代表の吹上です。

今、エネルギー業界で大きな注目を集めているのが SAF(持続可能な航空燃料:Sustainable Aviation Fuel) です。
その中心的プレイヤーの一つが 出光興産(Idemitsu Kosan)

出光は2030年までに 年間50万kL規模のSAF供給体制 を構築することを目標に掲げています。
この取り組みの中で重要となる原料が、実は 私たちが日々使っている「廃食用油」 なのです。

OILANTは、京都・大阪・兵庫で集めた油をこの流れにつなげる存在として活動しています。
今回は、出光興産のSAF事業と廃食用油の関係、そしてOILANTの役割についてわかりやすく解説します。


出光興産のSAF事業とは

出光は、カーボンニュートラルを実現するための柱の一つとしてSAF事業を推進しています。

  • 供給目標:2030年までに年間50万kL

  • 導入技術:HEFA方式(水素化処理エステル・脂肪酸)やATJ方式(アルコールをジェット燃料に変換)

  • 生産拠点:山口県の徳山コンプレックス、千葉地区での実証計画

これらの取り組みにより、従来の化石燃料に比べ ライフサイクル全体でCO₂排出量を大幅に削減 できると期待されています。


廃食用油がなぜ重要なのか

出光が目指す HEFA方式 では、廃食用油や動植物脂肪が主要な原料になります。

廃食用油は、すでに一度使用されているため「余剰資源」として扱いやすく、燃料化に適した素材です。
つまり、飲食店や家庭で出る油がそのまま 未来のジェット燃料になる可能性 を持っているのです。


OILANTの役割

ここで登場するのが、私たち OILANT です。

  • 京都・大阪・兵庫で、飲食店や居酒屋などから廃食用油を回収

  • 小規模店舗からの少量の油も、品質を保ったまま集約

  • 出光のような大手エネルギー企業が必要とする「安定供給」に貢献

つまりOILANTは、地域と大手エネルギー企業を結ぶ「橋渡し役」なのです。


あなたのお店の油が空を飛ぶまで

  1. お店で使った油をOILANTが回収

  2. 適切に管理し、燃料化に適した状態で集約

  3. 出光のHEFA・ATJプロセスでSAFに変換

  4. 飛行機の燃料として空へ

飲食店オーナーさんの油が、未来の空を飛ぶエネルギーになる。
これは単なるリサイクルではなく、地域から世界へつながるストーリー です。


まとめ

  • 出光興産は2030年までに年間50万kLのSAF供給体制を目指している

  • 廃食用油は、そのSAFの重要な原料

  • OILANTは、京都・大阪・兵庫のお店から油を集め、この未来につなげている

飲食店オーナーにとって、「油をどう捨てるか」ではなく「誰に渡すか」 が大切です。


📣 OILANTからのご案内

「うちの油もSAFの原料になるの?」
「少量でも回収してもらえるの?」

そんなご相談も大歓迎です。

👉 お問い合わせフォームはこちら
📞 090-9716-8445

一緒に、あなたのお店の油を未来の空につなげましょう。